Vクラスのトランクスペース
私のVクラスは、標準ボディーなので、Vクラスの中では最もトランクスペースの小さい車両になります。
タイヤ交換時には、夏タイヤ(215/55R17)、冬タイヤ(225/45R18)のいずれか4本をトランクに積む必要があります。
前車のエスティマHVでは三列目シートを床下に格納してもタイヤ4本をトランクルームに積むと、それだけでトランクスペースが一杯一杯になってしまっていました。
Vクラスの場合、タイヤ4本積んだ場合、7人乗車は無理なのですが、5人乗車なら可能という状態になりました。
さすがは、積載性を求められる商用車とも共用される車体を使用しているだけのことはあります。
Vクラスでトランクスペースの拡大をする際に、最大容量を確保したい場合は2列目、3列目シートを取り外すということになるのですが、シートが丈夫なので重く、外したシートを置いておく場所の問題もあるので、常用的に積載性を優先する必要がない限り、シートをスライドさせ荷室長を拡大するというのが現実解と考えます。
下記は、2列目のシートを前端まで移動した状態になります。
この状態では1列目シート下に足を入れるスペースがない、Vクラスでは2列目に乗員が乗ることはできなくなってしまいます。
2列目と3列目を再前端までスライドすると、下記の通りのスペースが生まれます。
巨大なタイヤをトランクスペースに置いても、まだ十分なスペースが残ります。
これを、リヤゲートの開閉が問題ない、位置まで3列目を後ろにずらして、タイヤを4本置いたのが下記の写真になります。
ただ、Vクラスの三列目シートは室内側から動かすことができないため、荷物の大きさに合わせて三列目の位置を調整するのには、コツがいります。
この点については、後日機会を改めて紹介させていただきます。
この状態で、2列目との間には大人が3列目に着座しても、膝が2列目にぶつかってしまうことがない程度の空間ができ、二列目下に足が入れられるので、この状態なら大人の私でも普通に乗車できる足元空間が確保されています。
もし、2列目を取り外すことができるなら… とんでもないくらいの足元空間が確保できます。
Vクラスの素晴らしいことは、リアゲートを閉めた後、ガラスハッチのみを開けることができるので、トランクルームに積んだタイヤに隙間があるよであれば、リヤガラスをお開けて微修正が可能です。
トランクルームでタイヤが転がると危険なので、タイヤとドア、タイヤとシートの間にはクッション材を入れ、三列目シートのリクライニングでタイヤを押さえつけて固定してます。
交換用タイヤ4本を積んでいても、5人乗車可能なVクラスって、やっぱり凄くて、便利ですよね。
若い頃は、タイヤ交換は自分で自前のジャッキで車を持ち上げて交換していたのですが…
ここ数年は、自分で交換することなくディーラーかカーショップを頼ってばかりです。
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