Vクラスの後方視界について

クラスの三列目シートはとてもしっかりとした造りです。
これを理由にVクラスを選ぶ方も多いと思うのですが、三列目シートには3名分のしっかりとしたヘッドレストが奢られています。
国産のミニバンでは三列目シートのヘッドレストは小さかったり、
特に中央席のヘッドレストは左右席と比べると貧弱なものが採用されているものが多いのですが、
Vクラスの三列目ヘッドレストは二列目のものと比べると若干小ぶりではあるものの、左右席と同じものが中央席にも装着されています。

これは、とても良いことなのですが、三列目中央に乗員が居ないことが多い（ほとんど）、私の利用状況では、
この大きなヘッドレストは、後方視界を妨げる障害物と化しております。

三列目中央席を起こした状態の後方視界

この対策として、

1. 三列目中央席の背もたれを可能な限り倒しておく（リクライニング）
2. 三列目中央席のヘッドレストを外す
3. 三列目中央席を畳んでおく

という方法が考えられます。

1は荷室の縦方向がシートバックにより制限され、荷室長の短いV220dにとっては得策ではなく思われます。

三列目中央席のリクライニングを倒した状態

2は取り外したヘッドレストを、どこに置いておくかで悩む
ということで、私は3の中央席を普段は畳んで使用しています。

三列目中央席を畳んだ状態

後方視界も確保され、三列目の剰員が荷室スペースにアクセスしやすく、最善と考えていたのですが、ちょっとした落とし穴がありました。

Vクラスの三列目中央席にはISOFIXのチャイルドシート固定用のフックが設けられています。
（国産車の三列目シートにISO-FIXがあるという話は聞かない気がするので、これもVクラスならではの話題なのかもしれません）
シートバックを畳むと、このフックがシートバックにぶつかるようで、レザーシートの表面がすっかりその形に伸びてしまいました。
亀裂が入ることはきっとないのだと思いますが、念のためシートを畳む際は角がぶつからない様に、タオルを置いていますがそれでも、シワになっています。

中央席にできたシワ

暫くは、中央席のシートバックを起こした状態で、どの程度シワが復元するのか様子を見てみようと思います。