iD Buzz
ドイツ本国では、Vクラス(Vito)以上のシェアを持っているだろうと思われる、マルチバンを抱えるVWから、
電気自動車のiD Buzzが発売されました。
ADAC(ドイツのJAF的な機関)の記事を見つけましたのでお知らせさせていただきます。
ベンツもVクラスのボディーを使用した電気自動車EQV,e-Vitoを販売開始していますが、W447が代替わりするときには、
電気自動車のみになっていたりするのでしょうかね?
ADACの記事へのリンク:
https://www.adac.de/rund-ums-fahrzeug/autokatalog/marken-modelle/vw/vw-id-buzz/
VWのオフィシャルサイト:
https://www.volkswagen.de/de/elektrofahrzeuge/elektro-und-hybridfahrzeuge/id-buzz.html
Youtube動画:
https://www.youtube.com/watch?v=m3dC79L_vb4
フロントオーバハングが短く、軽のハイトワゴンのロングホイールベース版のようなサイドシルエットです。
充電用のポートは、Vクラス(多くのベンツ車)のように、版バーではなく、エンジン車であれば給油高がついていただろうと思われるような、
ごく普通の位置に設けられています。
車両形状・寸法から三列シートのミニバンなどとばかり思っていたのですが、
写真にある標準長モデルは二列シート・五人乗りの設定のみで、後日北米市場向けにロングボディーで七人乗り(2:3:2というシート配列)が追加されるとのことです。
事前に公表されていた画像で、シートベルトが、シートでなくピラーについていたので、
不思議に思っていましたが、この二列眼シートは、スライドしない・もしくはこれ以上後ろにはスライドしないシートのようです。
下の画像を見ても、シートレールがないことから、これ以上スライドできないことが判断できると思います。
三列目シートはありませんが、あってもよさそうなくらい、三列目シート一にはインテリアトリムや、ドリンクホルダー?などが奢られています。
三人がけシート下への足入れ性は、Vクラスのものより優れていそうです。
(Vクラスのベンチシートの後ろ下には、謎のシート後ろからしか操作できないシートスライドレバーが存在するので…)
シートをたたむとフラットな荷室が….
とならないところが、VWらしくないと言えばないのですが、ゴルフベースで復活したビートルも、デザイン優先で実用性が….なところもありましたので、
iD Buzzは実用性重視のマルチバンと別路線で、デザインを追い求めたものなので、これで良いのかもしれません。
日本市場にはOM654版のVクラスがやっと、導入された所ですが、このモデルが最後の動力源がエンジンの輸入ミニバンになってしまいそうなくらい、
急激な電動化へのシフトが始まっており、エンジン車好きの昭和生まれの私には寂しい限りです。
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