Vクラスの再販開始について
皆様ご存知の通り、日本市場へ2019年モデルのVクラスの再販がアナウンスされました。
どういうわけか、日本で販売される2019(2020?)年モデルは今のところ欧州で販売される2019年モデルとは異なり、
OM651という2019年モデル以前のVクラスと同じエンジンを搭載した、V220dとなるようです。
これまた、ご存知の通り既に日本市場で販売されたV220d(OM651)に対しては、先日サービスキャンペーンがアナウンスされ、
エンジンコントローラが更新され、排ガスがよりクリーンになるそうです。
それに伴い、日本へ輸入されたものの、排ガスのレビュレーション上、
認可されず販売できなかった2019年初頭に輸入されたVクラスがエンジンコントローラを書き換えることで、
国内での販売が許可されたようで、中古車サイトへ登場し始めています。
V260L(ガソリン)しか、販売されていなかったはずの期間中の登録車の中古車が、サイト上に登場し始めています。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2698865254/index.html?TRCD=200002
先月、ドイツへ出張していた際ラジオで聞いた(私の語学力が正しければ)、OM651の排ガス問題は低温(ドイツの平均気温と同等かちょっと高いらしい)では、
アドブルーを添加しないのが原因の一つらしく、対策ソフトでは低温でも積極的にSCRによる還元処理を行うようなプログラムへ修正するとのことでした。
個人的には、アドブルーのタンク容量が少ない、2016年モデル以前のVクラスへの影響や、
そもそもアドブルーなしで販売された欧州のVクラスで、対策ソフト実施後の影響がとても気になります。
なお、低温時に積極的にSCRによる権限処理(NOx)が行わない背景として、触媒の保護などの理由をメーカが挙げていたことを鑑みると、
今回の対策って、どうなんだろう?と心配になる部分もあります。
国内投入される2019年モデルの変化点が、欧州に比べると少ないので、Vクラスを検討されている方は、価格的にメリットがあるようで、
ボディーカラー・装備が希望と一致するのであれば、中古という選択肢もアリなのではないでしょうか?
噂では、2018年に輸入され、販売することのできなかったVクラスが、大量に中古車として販売されることになるとのことです。
これで、最近見られた中古のVクラスのバブル相場は解消されるのでしょうか??
最近のコメント