室内長について
カタログ情報によると、Vクラスの室内長は、標準ボディーでも、ロングボディーでもエクストラロング(2018年以降モデルを除く)全て共通となっています。
これは、床に設置されているシートレールが共通のものであることからきているのだと思われますが、スペックには記載されていない微妙な違いがありますので、お知らせさせて頂きます。
標準ボディーの車両では、3rdシートを後端までスライドさせると、3rdシートのリクライニング量が制限されます。
どの様なことかというと、右側後端の柱(Dピラー)は、パワーバックドアの機構があるためか、左後端の柱より太くなっています。
このため、3rdシートは直立状態で既に右後端の柱にぶつかっており、右側3rdシートをリクライニングさせるためには、シートを前方にスライドさせる必要があります。
この状態で、左側3rdシートはどんなもんかというと、ちょっとだけリクライニングが可能ですが、やはり途中で柱にぶつかってしまい、ただですらリクライニング量の少ないシートの可動域が制限されてしまっています。
では、どのくらいシートを前方にスライドさせれば、3rdシートを最大までリクライニングさせることができるかというと、まずは3rdシートを最後端までスライドさせた状態。
3rdシート座面の先端が後部スピーカーの位置にあります。
3rdシートを目一杯リクライニングさせると、3rdシート座面の位置は最後端から前方に約15センチ程前方にずらす必要があります。
ちなみに、中央席は3rdシートを最後端までスライドさせていても、リクライニングは可能なので、シートを最後端までスライドさせて使用する場合、最も快適なシートとなります。
ただし、ラゲッジスペースに荷物を積載した場合は、リクライニングさせられないことが多くなると思われます。
Vクラスは、座面も高く室内長も程々にあるので、3rdシートを最後端にスライドさせなくても、そこそこの快適性は確保できるのですが、何分シートをスライドさせるというアレンジだけでも結構な労力(かなり強くラゲッジ側から引っ張る必要があり、室内側からは3rdシートをスライドさせることができない)が必要で、臨機応変に都度シートをスライドさせるということはあまりできないので、最適な固定位置を探し出すまでが、険しい道のりとなるものと考えます。
ロングボディーなら、こんな心配はあまりなかったのかもしれませんが、オーバ5mという車両長は我が家の駐車場が許してくれず、購入検討時に残念に思われたところです。
(価格差以上に、標準ボディーとロングボディーの装備差がある様に感じられました)
ただ、標準ボディーはリヤオーバハングが短いので、幅寄せした際などにリヤの飛び出しをあまり意識せずに済むので、使い勝手という面では非常に満足をしています。
くま吉さん、こんばんは。
シート移動や変更は大変ですよね。
こちらは2-3-2に変更しようと思いましたが心が折れて断念しました。
標準サイズとロングサイズの差は長さとスピーカー数とアンビエントライトだけしか変わりないので、パフォーマンスは標準サイズのほうがロングより高い気がします。
こちらは標準サイズの革シートを購入する予定でしたがロングと見積りの価格差があまりなかったためロング買いましたが、やはり5mは長いです(苦笑)。
em41025さん、こんばんは
2-3-2化は私も考えたのですが、3のシートのスライド方法とスライドの渋さ、付け替えの労力など諸々の理由で躊躇しております。
(ほとんど、やらない理由を探しているだけの様な気もしますが)
そうなんですよね、革シートにするとロングとショートって値段差は誤差の様なものになるのですよね。
我が家も、駐車場が許せば...(涙)
魅力の多い車なので、楽しんで行こうと思いますので、よろしくお願いいたします。