Vクラスのタイヤ摩耗について

先日、2シーズン目のスタッドレスへ交換した際、前後のローテーションを行いました。

従いまして、昨年前輪についていたタイヤは、今年は後輪へ、
昨年後輪についていたタイヤは、今年は前輪へ装着しています。

さて、昨年スタッドレスタイヤで5000km以上、暖冬のため雪のない北国を走行したわけですが、
現在のタイヤ溝の残存状況は、フロント前輪外側（去年後輪だったもの）は、ちょうど百円玉の1の字の中央くらい溝が残っていました。

前輪の中央はというと、1の字の背くらい残っています。

では、後輪（去年の前輪）はどうかというと…
手前側は、1の字の中央くらいの溝が残存していました。

1の字の背が見えないくらい溝が残っていました。

サイドの減り（一番外側）を、前後輪で比較すると、圧倒的に後輪（去年の前輪）の方が溝が削れていることがわかります。

Vクラスでは

• フロントの重量、操舵の影響から、タイヤ外側の摩耗はリヤよりフロントが早い
• 駆動力が路面に働くタイヤ中央部の摩耗は、フロントよりリヤが早い

ということがいえるのかと思います。

ちなみに、装着しているスタッドレスタイヤはYOKOHAMAのiG60で、一つ前のiG50より耐摩耗性は改善しているということなのですが、
Vクラスの重量の前では、こんなに摩耗が進むものなのですね。
前車のエスティマHVではiG50を使用していたのですが、3シーズン余裕だったことを考えると、懐事情が心配になります（笑）

この差が、Vクラスの車両重量によるものなのか？エスティマHVの4WD + VDMIで滑りやすい路面でもタイヤが空転しにくかったことが原因なのか？

なんにせよ、今年もタイヤの摩耗状況については注視していこうと考えております。