タブレットでナビ
ベンツの問題なのか、Vクラス特有の問題なのかは不明ですが、ネットとでもよく言われているように、Vクラスの標準装着ナビは、時折賢く無い経路を選択します。
個人的には、経路の賢く無さ度合いは、前車のトヨタ純正ナビと同程度と思えるのですが、前車のナビは通信により地図データが常時更新され、新しい道ができた場合にその情報を反映し、バイパスなどショートカットできる道を選択してくれていたのに対し、Vクラスの地図情報は更新されていない為、余計にそのように感じてしまっているのだと思われます。
補助的に、タブレットのナビを利用しようと考えたのですが、ご存知の通りVクラスの運転席周りには意外と設置に適した場所がありません。
当初、エアコン吹き出し口に取り付けるタブレットホルダーを準備したのですが、設置するとハザードスイッチなどが運転席から見えなくなり、操作に支障を来すこと、タブレットの重量によりエアコンの吹き出し方向が自然と下を向いてしまうことなどから、別の場所を探しておりました。
エアコン吹き出し口取り付けのもの以外では、シートレールアンカに取り付けるものや、吸盤タイプなどありましたが、レール取り付けのものは位置的に邪魔になりそうなこと、吸盤タイプのものは、そもそもダッシュボード周りに平らな面がほとんどないことから、躊躇しておりました。
色々と検討した結果、たどり着いたのが吸盤取り付けタイプの三軸アーム車載ホルダーです。
これを、助手席の側面の樹脂部分に取り付けます。
そして、タブレットを装着すると、このような感じになります。
使用しているタブレットは、コスパが高いことで有名なdocomoのd-01J(回線契約なし)です。
Vクラスの場合、USBの電源はキーオフ後も通電されているようなので、車両から降りる際はUSBケーブルを外した方が宜しいかと思われます。
そもそも、盗難防止の点からタブレットは降車時に持って降りることになるので、この点は特に面倒とも心配とも思っていません。
USBケーブルは抜き差しも頻繁となる上、ケーブルは温度環境がとても厳しい車内に放置することから、高耐久のケーブを準備しました。
運転席から見ると、コマンドスイッチのすぐ左下にタブレットの右上端がくるので、走行中注視はできませんが、進路の確認は十分にできるものと思われます。
尚、この位置にあっても車両停止中であれば、目的地の音声認識による設定が可能で、経路案内も音声で聞き取ることができるので、今のところ特に困ることはありませんでした。
取り付け角度が、水平に近いのでデジタルコンパスによる進行方向判定も十分に機能してくれるので、GPSだけでも結構いい具合に現在地を示してくれるので、助かっています。
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