Vクラスのディストロニック・プラス
Vクラスには、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用して、全車速追従型クルーズコントロールシステム(ディsトロニック・プラス)がオプションで設定されています。(私が購入した2017年モデルでは、レスオプションは選択できないとディーラーからは聞きましたが)
ミリ波レーダーは電波が乱反射するため、渋滞のトンネルなどのシーンに原理上弱いとされています。
そんな問題を知った上で、意地悪テスト的にトンネルの渋滞時にディストロニックを作動させて、動作確認をした際の動画を紹介させていただきます。
動画は渋滞追従(初期速度は100km/h)から、停止間際まで減速し、停止はしていないので自動で前車に追従して再加速するシチュエーションです。
車間距離設定は最短にしていますが、再加速時の車間距離は自分が運転する場合より、少し?広めで、隣車線から割り込みができるレベルとなりますが、以前乗っていたエスティマHVよりはしっかりとした加速をします。
ACCの再加速って、メーカーのポリシーもあるのでしょうが、安全重視でジワリジワリと加速するものと、開き直ったように設定車速まで一気に加速しようとするものがありますよね。
そういえば、Vクラスのディストロニックシステムって、2016〜2018モデルの間に変更されているのですかね?
Vクラスのディストロニックについて、ネットでの評価が分かれるので気になって調べていたのですが、ディストロニックのコントローラーが含まれるレーダーセンサの形状が私の車両についているものと、みんカラで偶然見つけたフロントグリルを取り外したVクラスのレーダでは形状が全く違うんですよね…
この点については、また時間があるときに調べてみたいと思います。
我が家のVクラスは2018年3月モデルですが、「ディストロニック・プラス」ではなく、「ディスタンス・パイロット」という名前になっています。(メーターパネルの画面にもディスタンス・パイロットと表示)
内容的には同じように見えるんですが、何か違うんでしょうかね。不思議です。
2018モデルは、ディスタンス・パイロットなんですか!
私の認識ではディストロニック・プラスとディスタンス・パイロットの違いは、車両停止から自動で再発進可能な時間が3秒→30秒となったことだけす(実用性で考えるとかなり違いがありますが)
そうなると、みんカラの画像で見かけたハード違い(ラドム付きレーダを搭載)と、MY17のディストロニック・プラス、そしてMY18のディスタンス・パイロット付きの最低3種類の半自動運転機能がVクラスには採用されていることになりそうですね。
見えないところで、地味に進化しているのですね。
ちなみに、うちのディスタンス・パイロットは、一旦停止すると、30秒以内でも自動再発進はしません。(笑)
前の車が前進すると、エンジンは掛かってくれるんですけどね。
あれ?
そうすると、ディストロニック・プラスとディスタンス・パイロットって何が違うのでしょう??
ディストロニックに先行車発進お知らせ機能はありませんが、先行車が発進するとアイドルストップがキャンセルされエンジンが再始動するので、実質的な先行車発進お知らせ機能となっていて、便利ですよね!