Vクラスのアイドルストップ機構
近年の環境対策・燃費向上対策の一環として、始動負荷が大きいであろうディーゼルエンジンを搭載したVクラスにも標準でアイドルストップ機構が奢られています。
御多分に洩れず、Vクラスでもアイドルストップはデフォルトで有効となっており、前回走行時にアイドルストップをキャンセルしていても、エンジンを再始動するとアイドルストップ機構が有効になります。
アイドルストップ機構を停止したい場合は、エンジン再始動のたびにコマンドスイッチの隣にあるキャンセルスイッチを押すか、コーディーングでデフォルトの状態をアイドルストップが無効となるように変更する必要があります。
アイドルストップ機構ですが、外気・エンジン水温・バッテリー電圧などコンディションが整った場合のみ作動するのですが、Vクラスの場合結構アグレッシブな条件設定となっているようで、積極的にアイドルストップをします。
顕著な例では、外気・暖房使用の有無にもよるのですが、水温が上がり始める前でもアイドルストップすることもあります。
逆に、ロングドライブの際などで、暖機も済んでいて直前の車両停止時にアイドルストップしたにも関わらず、なぜか今回の停止時はアイドルストップが有効にならないなど、”何故?”という時もあります。
アイドルストップ可能・不可能の状況は、メータ内のアイドルストップインジゲータで判別可能です。
マークが黄色い時は、アイドルストップ不可
グリーンだと、アイドルストップ可能です。
Vクラスのアイドルストップは、車速がゼロkm/hになるまで開始されないのは、車両停止前にエンジンが停止してしまう車よりは違和感も少なく良いとは思うのですが、再始動時の振動はそれなりにあります。
私は、激しい渋滞でのStop&Goを繰り返す様なシーンで、アイドルストップによるエンジン停止時間が極端に短くなるだろうと思われる際は、アイドルストップをOffにして使用しています。
メカニカルな部品に関しては、只ですら余裕しろを持っているだろうメルセデスの、更に耐久性命の商用車と設計部品を共用している、Vクラスなのでアイドルストップを繰り返したくらいではダメージはないのかもしれませんが、セルモーターやバッテリーにはかなりの負担となっているのだと思うのですが、どうなんでしょう??
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