Vクラスのバッテリー交換
先送りし続けていた、Vクラスのバッテリー交換をついに実施しました。
先日、島根、鳥取、福井と旅行した際、meアダプターに記録される電圧は、下記のような値となっており、
最低電圧が12.2Vとなっていたので、少しドキドキしましたが、良く見てみると最低の12.2Vとなっているのは、
走行中で、クランキング時(記録開始時)は13V以上あるという、不思議な状態ではありました。
さて、バッテリーの交換ですが、まずはバッテリーをネットで購入することから始めました。
ブラックフライデーセールなのか?、販売元がAMAZONとなっている、BOSCH製バッテリーが¥25000未満で販売されていたので、
購入し、翌日に宅急便にて配達されました。(とても重いです)
実際の取り付け作業ですが、今回バックアップ電源としてBosch C7バッテリーチャージャーのバックアップ電源モードを使用したのですが、
何か設定が不味かったのか?バッテリーのGNDターミナルを外した際に、OFFへ切り替わってしまい、
結局バックアップ電源なし(バッテリー再接続後リセット操作が必要)で、交換作業を行いました。
バッテリーを交換するために、まず運転席下のカバーを外します。
カバーは下の写真の通り、上端付近を手前に引っ張るようにすると、簡単に取り外せます。
バッテリーは、手前側から金属のステーで押さえつけられているので、ステーを取り外すため、
2本のボルト(M10)を外します。
各媒体でトピックとはなっておりますが、このボルトは車体下側に貫通しているので、
貫通部分は見事に錆びていました。
バッテリー交換ごとに新品のボルトにすべきなのか?
それとも、錆止め等の処理を行うべきなのか??
見なかったことにするのか???
悩みどころだと思います。
ストッパーを取り外したら、バッテリーにつながっているビニールホースを取り外し(手で引っ張れば取り外せます)
バッテリーを1/3位まで、手前に引き出します。
手前のGNDターミナルに指をかけて引っ張ると簡単に引き出せました。
GNDターミナルを取り外します。(M10です)
GNDターミナルを取り外したら、さらにバッテリーを引き出し、+側のターミナルを外します。(M10です)
メインバッテリーを取り外しても、アイドルストップ用のバッテリーが接続されたままであることや、
コンデンサー的なものが接続されている可能性もあるので、取り外した+ターミナルは軍手で絶縁するとともに、
テープで仮止めすることで、万が一のショートを防止しました。
ケーブルの長さの都合上、取り外した+端子をそのままにすると、運転席下の金属部に触れてしまうのですよね…
問題ないのかもしれませんが、大事をとって、絶縁して作業をしました。
GNDの方は、長さ的にステップ(樹脂製)の上で落ち着いていてくれるのですが….
交換用に手配した、BOSCH BLACK-ABM BLA-95-L5(重量26.5kg!!)
車に取り付けられていたバッテリ(下写真奥)と交換用バッテリー(写真下手前)
大きさは同じです。
取り外しとは逆の手順で組み付けます。
ここで、一点問題が発生しました。
私は当初、+側のターミナルカバーとしてBOSCHバッテリーについていたものを使用して、車両に取り付けたのですが、
車に元々ついていたカバーだと、+ターミナルおよびケーブルが保護できることに気がつき、再組み付けをすることになりました。(汗)
下写真左が、車に元々ついていたカバー
右がBOSCHバッテリーについてきていたもの
バッテリーに取り付けるための、穴の位置は両者同じなので、互換性に問題はありませんでした。
+側ターミナルは、下の写真のような形状のターミナルから、とてつもなく太い導線が生えているのですが、
付け根付近は絶縁カバーなどないので、元々車両についていた端子を覆うような形状のカバーの方が、
精神衛生上も、良いものだと思われます。
ということで、カバーを付け直して改めて、バッテリーを搭載。
+ターミナルを取り付け後、
2/3ほどバッテリーを押し込んだところで、GNDターミナルを接続(容量が大きいので火花が出るので注意)
さらにバッテリーを押し込んで、ストッパーのステーを取り付け、取り外していたホースを取り付ければ完了です。
やり直しの作業がなければ、交換作業自体は30-45分程度で完了します。
その後、Ignキーを差し込むと、黄色い(P)マークが転倒していました。
エンジンを始動すると…
ここで、取扱説明書に従い、各種リセット操作を行います。
- 運転席・助手席パワーウィンドウのスイッチを1秒以上閉める側に引続ける
- 左右スライドドアの開閉を行う
- ドアミラーの開閉を行う
- リアゲートの開閉を行う
- ハンドルを右ロック位置まで回してから、左ロック位置まで回し、直進位置に戻す
ちなみに、この状態でスライドドアを開閉すると必ず下のような警告が出ていました。
(写真を見て気がつきましたが、時計は自動で時刻合わせが行われるようです)
で、ここまでしても黄色の(P)の警告灯は消えません。
最後に、車を前進させると車速10kph程度となったタイミングで黄色の(P)の警告灯が消えます。
最後に、バッテリー交換後のmeアダプターで記録されたバッテリー電圧を確認すると、
交換前と大きな違いはなく、走行開始後12.1Vまで電圧降下をしております。
まぁ、電圧に関してはこの後も様子を見ていきますし、定期的に補充電もするので、
あと3-4年はノートラブルであることを祈っておりますし、
今年の冬は、また雪国への温泉旅を再開するので、バッテリートラブルの心配をせずに、
旅をできればと考えております。
くま吉さん、お疲れ様でした。お身体の方はもう大丈夫ですか?
うちもそろそろかなと考えています。良い参考になりました、ありがとございます(^^)
やっしーさん、お気遣いありがとうございます。
幸いにも、Vクラスのバッテリーは、運転席下に搭載されているため、バッテリーを高い位置まで持ち上げる必要がなく、四十肩の身でも問題なく交換できました。